子育てするなら田舎or都会?メリットデメリットを紹介
「子育てするなら都会がいいの?田舎がいいの?」
それぞれメリット・デメリットがあり、子育て環境に悩んでいる方は多くいらっしゃると思います。
私自身、上の子が2歳まで東京都で子育てをし、田舎に引越して下の子を出産して子育てをしています。
【都会】と【田舎】両方で子育てをしてみて、感じたメリットとデメリットを紹介します。
私が子育てをした場所
私は大学時代から東京に住み始め、そのまま東京で就職・結婚・出産をしました。
第一子出産時は2016年4月。その子が2歳になる手前まで東京で子育てをしました。
場所は、東京都調布市。歩いて5分で世田谷区だったので、調布市でも都心よりの方です。それまでは世田谷区や杉並区に住んでいましたが、保育園や静かな環境を求め調布市に引っ越しました。
現在は北陸地方の人口11万人程度の市に住んでいます。
都会のメリット・デメリット
メリット
【買い物が近場で済ませられる】
スーパーの数も多く、徒歩で行ける距離に何軒もスーパーがあります。
また日用品から子供用品まで近場で揃えられるため、足りない物があるときも子供を連れて遠出することなく、すぐに買い物ができる点は、大きなメリットです。
【テーマパークがすぐ行ける】
電車に乗れば、すぐにディズニーランドやサンリオピューロランドに行けることができるので、「あ、明日行こう!」という急な計画でも手軽にお出かけすることが可能です。
田舎にいると、1カ月前から計画して、ホテルや新幹線をとって・・・とお金も時間もかかります。
【歩くことが多く足腰が強くなる】
基本的に、クルマを乗らずに移動することができるので、親・子共に田舎に比べて確実に歩くことが多いです。
田舎に引っ越してから、保育に関わっている方に聞いた話では、最近の田舎の子は車移動がほとんどなので、都会の子に比べて足腰が弱く体力がない子が多いと言っていました。
【おしゃれな子ども服屋さんが多い】
大人顔負けのおしゃれな子供服ブランドが増えていますが、実店舗があるのは東京だけというブランドも多いです。私が好きなブランドのほとんども都会にしか店舗がありません。
今の時代は通販で購入することは可能ですが、子供服ですので、素材やサイズ感を実際に見て購入したい方も多いと思います。
私は子供服が大好きなので、この点は田舎に引っ越してから本当に不便に感じています・・
【意外と近くに公園も多くお散歩が楽しい】
東京でも、意外と小さな公園はたくさんあります。私が住んでいた場所も、徒歩5分いないに小さな公園が4つありました。
日ごとにお散歩のコースを変えて、いろいろな公園に立ち寄ることができたので飽きずに楽しかったです。
【病院が多い】
これはびっくりするくらい圧倒的な差があります。
田舎は産婦人科や小児科が特に不足していて、人気のところはとても混んでいます。東京は、各駅に何個も病院がありたくさんの中から合った病院を選択できます。
私が住んでいたときは徒歩10分以内に、小児科が4か所もありました。
【学校や習い事が多い】
都会には、ピアノや英語や水泳など人気の習い事はたくさんの教室の中から選択できるので、自分に合ったところに通う事ができます。
また、メジャーではない習い事なども、田舎にはないけれども都会にはお教室があることが多く、選択肢が広がります。
受験を考える年齢になったときは進学の選択肢も多く、また公共交通機関が発達しているので通える範囲も広く、メリットが多いです。
デメリット
正直なところ、都会好きの私にとってデメリットは少なかったです。
ただ、この2つのデメリットは本当にキツかったです。
【保育園が入れない】
都会の待機児童問題は本当に深刻です。ワーキングママにとって出産後一番初めに悩む大きな問題が保育園です。
出産前から保育園をピックアップし、出産後は保育園の説明会等に通う日々が続きます。
どれだけ頑張っても、認可保育園に入れないことも多々あり、出産後育児を楽しみたいママにとって大きな負担となります。
【全体的にお金がかかる】
まず第一にお金がかかるといえば「住居費」です。田舎の3倍程度は覚悟した方がいいでしょう。
給与水準が田舎よりは少し高いとはいえ、住居費を始め全体的に物価が高いので、生活が大変になってきます。
田舎のメリット・デメリット
メリット
【とにかく自然が多い】
都会も緑があるとはいえ、やはり田舎は格段に緑が多く大きな公園もあります。
自然の中で遊ばせることによるメリットは大きいですよね。
【保育園に入りやすい】
最近は田舎でも人気の園は、倍率が高いです。私が子供たちに選んだ園も、2019年4月入園ですが、2017年10月ごろから申し込みしました。
ただ、これは地域にやるものだと思いますが、人気の園も選考や抽選があるわけではなく、定員が埋まる前に(早い人は妊娠がわかってすぐ)申し込みをしておけば、必ず入れます。
この点は都会で一度保活をした私にとって、とても楽で嬉しかったです!
【物価が安い】
土地や賃貸をはじめ、スーパーも安いです。
20代半ばのお友達もみんなお家を建てているくらい、すぐにマイホームを持つことができます。
東京だと土地が1坪200万円とかするのに対し、私が住んでいる田舎は1坪10万円程度なので、全然違います。
デメリット
【病院がすくない】
小児科をはじめとして、病院がとにかく少ないです。
必ず車で行かなきゃいけないのに加え、数が少ない中から選択しなければいけません。
一度都会に住んだのち、田舎で暮らす人にはかなり不便に感じる点です。
【遊ぶところが限られる】
児童館などの数も少なく、遊ぶ場所が限られるため、毎日同じようなことの繰り返しです。
また、テレビで楽しいところの特集をしていて、子供が「ここ行きたーい!」といっても連れて行ってあげられません。
東京にいたときは、「じゃあ明日行ってみよー!」と行動できましたが、それができないのでそのときはモヤモヤした気持ちになります。
【将来的に学費がかかるかも】
将来大学に行かせたいという場合、日本の主要大学は東京をはじめ都会に多く存在します。
東京の大学に行かせる場合、学費に加えて、家賃(1Kでも7万くらいはする)や仕送りで月にかなりのお金がかかります。
私も東京にある私立大学に通っていた時期は、家賃8万円に加えて仕送り月8万円程度もらっていたので、本当に親には頭が上がりません。
まとめ
都会と田舎、それぞれにメリットデメリットがあります。
都会はメリットが多いですが、デメリットはとても大きな問題です。
ご自身の生活スタイルやご家族の将来のことを考え、どちらが合うか検討してみてはいかがでしょうか?